当ブログは投資を勧めるものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。
概要
金ドルCFD取引 第95週目【元金2,500,000円】
現在の純資産2,621,775円
11月11日~11月16日の1週間
0円の売却益【通算880,443円】
0円のスワップ損【通算144,200円】
含み益254,730円→含み益89,174
純資産2,787,354円→2,621,775円【-165,579円】
売却損0円【通算705,927円】
5ドル下がったら1オンス買って、それが5ドル上がったら売却しています
年末下がると予想して売り注文を入れてホールドしています。
1週間の取引記録
1週間の値動きと週末時点での保有状況
関連ニュース等
今週金相場は、米中貿易協議で合意が近いという米高官の発言などもあり、米株価が史上最高値を付けるリスクオンの中で押し下げられていましたが、週後半で発表された経済指標の悪化や、米中貿易協議の進展も不透明との観測もあり、下げ幅を戻して週間の上げを付ける方向で推移しています。
S&P500種は週間ベースでも上げて6週連続上昇と、ここ2年で最長の連続高。クドロー米大統領国家経済会議(NEC)委員長は米中貿易協議の第1段階の合意に関して、「われわれは取りまとめに近づいている」と話した。ダウ工業株30種平均は初めて2万8000ドルを突破、ナスダック総合指数も最高値を更新した。
雑記
予想通りと言えばそうなんですが、上がりました。先週55ドルも下がっていますから、今週もそのまま下がり続ける可能性は低いですよね。一時は含み益が30万を超えて勝った気になっていましたが、週の半ばからじわじわ上がりました。そして含み益が減ってきて気になり始めたのが建玉の数が多すぎることです。
今「売り」で162オンス持っているんですが、証拠金維持率が約200%です。これはさすがにまずいです。先週は崖下に転げ落ちるように下がったので、調子に乗ってホイホイ売りの建玉を増やしてしまって気が付いたら維持率200%になっていました。
わたしが取引に使っている口座に入っている証拠金は約253万円ですが、保有している建玉は162オンスです。
通常162オンスの金(ゴールド)を現物で保有しようとしたら、1ドル108円換算で「108円×1468ドル×162オンス=25,684,128円」が必要になるのです。わたしは資金の10倍以上の取引をしているということです。
今はまだ含み益が出ているのでなんとなく大丈夫そうな感じがしますが、実際はとんでもなく危険な状態です。
ロスカットのポイントを計算
今のポジションを保持し続けた場合にロスカットになる価格を単純に計算してみます。
証拠金維持率=純資産÷建玉必要証拠金×100
建玉必要証拠金はマネパでは現在の金価格で1オンスにつき7,750円ですが、分かりやすく8,000円とします。純資産も250万として計算します。まずこの条件で現在の証拠金維持率を計算してみます。パーセントで計算すると面倒なので100かけずに整数のまま計算します。
2,500,000÷(162×8,000)=1.92(=192%)
この式の2,500,000をX(エックス)に、1.92を0.8に変えて計算するとロスカットになる純資産額が分かります。
X÷1,296,000=0.8
X=1,036,800
これで162オンス持っている場合は純資産1,036,800円になった時点でロスカットだと分かりました。思っていたより低い数字です。
次に金先物価格がどこまで上昇したらわたしの純資産が1,036,800円になるのか計算します。
現在162オンスを1,471ドルで保有しているので、1,471ドルから1ドル上がるごとに162ドルずつわたしの純資産は減っていきます。1ドル108円換算で162ドル=17,496円。分かりやすく17,500円とします。1ドル上がるごとに17,500円だけ純資産が減っていきます。そして現在の純資産額2,500,000円とロスカット額1,036,800円の差額は1,463,200円です。
最後に1,463,200円を1ドルあたりの損失額の17,500円で割ると何ドル上がるとロスカットになるのか分かります。
1,463,200円÷17,500円=83.611
1,471ドル+83ドル=1,554ドル
結論、このまま上がり続けた場合1,554ドルになればロスカットとなります。
あくまで概算ですが、実際に計算してみるとあんがい大丈夫そうでした。それでも証拠金維持率200%という数字は間違いなく悪いです。ただ、このまま1,550ドル付近まで上がり続けることはまずないと踏んでいるのでとりあえずはこのまま下がるのを待ちます。なんといっても今は「年末の下げ」の時期に入ってますから。
実を言うと自分の証拠金維持率を計算したのは今回が初めてです。いつもは5ドル1オンスの売買なのでロスカットを心配する必要もなくて計算していませんでした。なので計算前は漠然と数字を見てい不安に思っていました。計算してみるととくに現状では心配する程ではないと分かりました。計算が間違っていなければ、ですが。
皆さんも証拠金取引をするときはどこでロスカットになるか自分で計算するといいと思います。というかするのが普通ですよね。個人的には取引会社がそれぞれの投資家へ数字を計算して出してくれるとありがたいのですが、少なくともマネパのCFD-Metalsにはそういうのはないようです。
おそらくですが、いつの時点でロスカットになるかはわたしの場合は金価格だけでなくドル円の為替レートの影響もあるので会社側が善意で数字を出したとしても、想定と異なる値動きをして投資家の判断を誤らせるリスクを負いたくないという会社の考えもあるのではないでしょうか。なんにしても投資は完全自己責任の世界ですから自分で計算するのが一番でしょう。
それではまた・・・
・2013年末から2014年は140ドル上昇
・2014年末から2015年は150ドル上昇
・2015年末から2016年は160ドル上昇
・2016年末から2017年は84ドル上昇
・2017年末から2018年は100ドル上昇
ちなみに2018年末か2019年は120ドル上昇しています。