今後についての2つの不安
2020年上半期の6ヵ月で幸運にも170万円の利益を達成することができました。
2020年上半期の投資結果/純資産5,325,740円/実現利益1,710,427円
12月末時点での純資産が約300万円だったので半年で利回り50%以上ということになります。これ以上ない素晴らしい数字です。
しかし今、気になることが2つあります。
・本当にこのまま金(ゴールド)が上がるのかどうか
・上がった後の下落局面がどれだけ続くのか
このまま上がるのかどうかについての不安は比較的小さいです。
世界中の中央銀行による金融緩和と低金利政策、依然として拡大しているコロナ渦による将来不安から安全資産としての金(ゴールド)への投資資金の流入が金価格を押し上げてくれるでしょう。しかし、いくらその意見が多数派で説得力があったとしても、相場がどう動くかはその時にならないと分からないものです。
それよりも気になるのが上がった後の下落局面です。
下のチャートは2010年からの月足チャートです。2011年9月の最高値1,900ドルから2012年10月まではやや下がりながらも横ばいに近い動きですが、2012年10月1,800ドルから2015年12月1,050ドルまで、3年2ヵ月の間に750ドル下落しています。最高値の1,900ドルからだと850ドルの下落幅です。
そして今回の上昇が最高値に達したら後にも、これと同様の現象が起こるでしょう。どれくらいの期間、どの程度下落するのかは分かりませんが、少なくとも数年間は多くの含み損と毎日発生するマイナススワップに耐え続けなければいけません。
なので今のうちに平均利回りを高めておいて下落相場に備えなければいけないと思っています。
下落の不安を期待に変える方法
今ホールドしている建玉を利食いした後は平常運転に戻して小さく売買を繰り返しながら下落局面に入るのを待ち、デッドクロスに入ったらショートを仕掛けるという方法もあります。
ただ、インフレ資産である金(ゴールド)でショートを仕掛けるというのは「投資のメソッド(Amazon)」支持者としては邪道中の邪道だと思っているので、あまり気が進みません。
しかしおそらくわたしはどこかの段階でショートを仕掛けると思います。なぜなら今現在上がると強く信じているように、上がった後は下がると強く信じているので、その考え(気持ち?)に抗うことはきっと出来ないでしょう。
ちなみにわたしが以前から好きで何度も見ている「30分で判る 経済の仕組み Ray Dalio」という動画があるのですが、わたしの「上がった後は下がる」という考えはきっとこの動画の内容を信じているからだと思います。とても面白くためになる内容だと思うので、もしよければ皆さんも見てみてください。
それではまた・・・