証拠金維持率とは
10月1日に証拠金維持率がよくわからず右往左往して損切りしちゃったわけですが、今年のうちに証拠金維持率についてちゃんと理解しておきたいと思います。
右往左往その1・証拠金維持率が危険な状況であることをコメントで知る
右往左往その2・思い切ってバッサリ売却しました!売却損62万円也!
CFD取引は株式の現物取引などと違って預けた資金以上の取引が出来るので、相場が下がると預けた資金以上の大きな損失が発生する可能性があります。それを回避するためにロスカットというシステムがあるのですが、そのロスカットのリスクを把握するための数字が証拠金維持率です。ロスカットになるパーセンテージは扱っている商品や取引業者によって多少変わるようですが、マネーパートナーズの金・銀CFD取引では80%以下になるとロスカットとなります。
ロスカットになる証拠金維持率は80%以下
計算してみましょう
マネーパートナーズの説明にある計算式は証拠金維持率=純資産÷建玉必要証拠金×100となっています。
純資産が2,390,564円なのは取引ページからわかるのですが、建玉必要証拠金とはどこにも表示されていません。
建玉必要証拠金は、証拠金テーブルから1枚(1toz)あたり6,750円となり、30枚(30toz)のお取引で202,500です。
証拠金維持率=300,000円÷202,500円×100=約148%
証拠金テーブルって何でしょうか?
マネーパートナーズでサイト内検索しても詳しい説明がどこにも出てきません。年明けにコールセンターに電話して聞いてみたいと思います。
文面を読んだ感じだと建玉を維持するために必要な金額が設定されているのでしょう。わたしの現在の数字で計算してみた感じだと7,250円くらいに設定されてるようです。おそらく金の価格に応じて日々変動しているのではないでしょうか。相場価格の5%強くらいですかね?レバレッジとも関係してそうです。
CFDの特徴のひとつとして、少額の資金で大きな取引ができる「レバレッジ効果」が挙げられます。CFD-Metalsの場合、レバレッジは最大約20倍までコントロールが可能です。
(これより追記:2019/1/11)
マネーパートナーズに問い合わせてみたら取引要綱のページに詳細があると教えてもらいました。金の価格により1オンス当たりの必要証拠金が変動するようになっています。実際に現物で金・ゴールドを購入したと仮定した場合の5%台が必要証拠金になるみたいです。
(追記終わり)
純資産:2,390,564÷(保有数:121×7,250)×100=272.506…
ちなみに純資産は預け入れた証拠金に売買損益、含み損益、スワップ損益を足し引きした数字で、乱暴に言えば今現在のすべてのポジションを精算したら純資産分の現金が口座に残りますよというイメージです。
わたしは9月末にコメントで指摘されるまで、純資産がゼロになった時がロスカットだと思っていたので自分がロスカットの危機にあると知った時はかなり驚きました。あの時は純資産額が120万・維持率186%でした。数字だけ見るとなんとなくまだ余裕ありそうな気がしますが、全然そんなことなくて、多くの建玉を保有しているあの状況では少し相場が下がるだけで含み損も多くなり、よって純資産が大きく減少して、それに引っ張られて維持率もすぐ下がってしまうんです。200%以下はマジで危険です。正直今現在の272%も低いと思いますが、含み益が多くあるので、よっぽど下手をしない限りは一応大丈夫だと思っています。
証拠金維持率って含み益が出ているときは純資産が増えていくのでそれに合わせて無条件に増加していくものかと考えていたんですけど、そうじゃないんですね。純資産の増加ペースよりも建玉必要証拠金の増加ペースの方が早ければ含み益が出ていても証拠金維持率は低下していくんですね。
これを読んだ皆さんはわたしを反面教師として、十分資金に余裕をもって安心の取引をしてくださいね!